こんにちは、慶應付属中専門の塾講師・家庭教師のたくと( @tact_roadtokeio )です。
さて、3つ前の記事で、慶應付属3中学を目指すうえで何よりもまず最初にすべきことは「入学志願書」を書くという作業、そしてその理由(メリット)について書きました。(3つ前の記事はこちら↓。)
そして前回・前々回の記事では、「慶應中等部」と「慶應普通部」の入学志願書をどうやって書けばいいのかについて見てきました。
というわけで今回は、「慶應湘南藤沢中等部」の入学志願書について見てみましょう。
慶應湘南藤沢中等部の実際の入学志願書を見てみよう!
ではさっそく、慶應湘南藤沢中等部の入学志願書を見てみましょう。
今回ここに載せているのは、2021年度のものになります。(年度によって多少形式は変わりますが、中身の内容はほぼ同じです。)
慶應湘南藤沢中等部の入学志願書はA4サイズの両面型になっていて、こちら(↑)は表面です。
裏面はこちら(↓)。
慶應湘南藤沢中等部の入学志願書でポイントになるのは、表面の一番下にある「本校を志望した理由」です。この項目が慶應湘南藤沢中等部が特に注目して読む項目なので、しっかりと準備して書きたいところです。
また、この「本校を志望した理由」は保護者が書く欄なので、受験生本人が書く欄がないのが慶應中等部との違いです。
では、この「本校を志望した理由」、どうやって書けばいいのでしょうか?
「本校を志望した理由」は、どうやって書けばいいのか?
慶應湘南藤沢中等部の入学志願書の「本校を志望した理由」欄は、慶應中等部・慶應普通部と同様に国語の読解問題を解く感覚で書きます。
国語の読解問題に例えると、設問にあたるのが入学志願書の「本校志望の理由」です。
そして本文にあたるのは、「学校パンフレット」と「学校ホームページ」です。
学校パンフレットは願書の中に入っている冊子です。慶應湘南藤沢中等部のことが約20ページに渡って記載されています。冊子が手に入れば一番いいですが、学校ホームページから見ることも可能です。(学校ホームページ下部の「デジタルパンフレット」というところをクリックしてみて下さい。)
ちなみに2021年度の学校パンフレットはこんな感じ(↓)です。
中はこんな感じ(↓)です。
この学校パンフレットと学校ホームページの2つを熟読し、慶應湘南藤沢中等部が「どんな教育をしているのか」を読み取り、「本校を志望した理由」欄を書くことになります。
ちょっと簡潔にまとめておきましょう。
- 「学校パンフレット」と「学校ホームページ」を読む。
- 慶應湘南藤沢中等部が「どんな教育をしているのか」を読み取る。
- 「慶應湘南藤沢中等部でしか受けられないその教育で、我が子を育みたい」というメッセージを含めた形で「本校を志望した理由」欄を書く。
このように、国語の読解問題のイメージで「本校を志望した理由」を書いていくわけです。
また、以前書いたこちらの記事(↓)も慶應湘南藤沢中等部の「本校を志望した理由」を書く際の参考になるかと思うので、お時間があるときにでも目を通してみてください。
できるだけ早い段階で親子でやることがオススメです。
そしてこの作業ですが、前回・前々回の記事でも書いたようにできるだけ早い段階でやりましょう。慶應湘南藤沢中等部を目指すと決めた一番最初のステップにやるのがもっとも効果的だと思います。(僕が担当する慶應湘南藤沢中等部志望の生徒さんには一番最初の段階で一緒にやるようにしています。)
これも、国語の読解問題と同じですね。後回しにして時間が無くなってからやると、焦ってしまって本文を深く読み込めぬまま設問を解いて、とても低い点数を取ることになってしまいます。先手多少、後手必敗です。(前回記事参照。)
できるだけ早い段階でこの作業をすることで、慶應湘南藤沢中等部を目指すという意思が明確になり、さらには「入学志願書」という形になるので、それを勉強机に置くことでお子さんの気持ちを引き締め、これからの勉強の支えとしての役割も担ってくれます。
また、この作業を通して慶應湘南藤沢中等部をより深く知れるので、それによっても慶應湘南藤沢中等部を目指す気持ちがより強くなり、勉強へのベクトルが強まっていきます。
なので、本当にできるだけ早い段階でやってみることをおすすめします。
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というわけで、今回はこのあたりで。
今回は「慶應湘南藤沢中等部を目指し始めた段階で入学志願書を書くことで、目標を明確にする」ということを目的にこの記事を書いているので、あまり具体的な書き方には言及しませんでした。(書き方の縛りがあるとお子さん本人や親御さんの想いが入学志願書にしっかり乗らなくなるので、今回は自由度が高くなるように具体性を下げています。)
出願期が近づいたタイミングで、より具体的な入学志願書の書き方についての記事を新たに書いていく予定なので、もしご興味あるようでしたらブログのブックマーク、もしくは更新情報を投稿しているtwitterのフォローをよろしくお願いいたします。
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ではでは、ご覧くださってありがとうございました。
また次回、お会いしましょう。